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秋も食中毒に注意(+_+)
- 2018/10/12
- インナーマッスル
こんにちは!大窄です(*^^)v
食中毒というと夏のイメージが強いですが、
実は秋にも多く発生しています!
秋に食中毒が多くなる原因
夏バテが抜けずに免疫力が低下
気温や湿度が高い夏に食中毒は多くなると思われがちですが、
意外にも多く発生しているのは9月〜10月にかけての時期です!
その理由のひとつに、この時期の免疫力低下が挙げられます。
近年、酷暑が続いている影響などで9月に入っても夏バテを引きずり、
体力が低下している人は少なくありません。
さらに秋に入ると気温は低下し、その温度差に体がうまく適応できず、体調を崩しやすくなります。
このことが秋に食中毒が発生しやすくなる下地となっていると考えられます。
野外調理での加熱不足
行楽シーズンである秋は、野外での食事の機会が多くなります。
例えば、キャンプやバーベキュー、ピクニックなどです。
特に野外での調理の際、加熱が足りない場合は食中毒の原因菌を十分に殺菌できず、
発症のリスクが高まります。また、気温や湿度が高い状態が続くとお弁当の中で雑菌が繁殖し、
食中毒を起こす原因になります。
秋に注意したい食中毒の原因
・カンピロバクター菌
・腸管出血性大腸菌
・サルモネラ菌
・腸炎ビブリオ菌
・ウェルシュ菌
・自然毒
症状としては、いずれも下痢や嘔吐、吐き気、腹痛、発熱などを伴います。
また、子供は免疫機能や消火能力が十分ではないため、食中毒菌に対抗する力が弱く、
大人では問題にならない場合でも重症化することがあります。
子供は少量の菌でも食中毒を発症しやすく、特に脱水症は命取りになりかねません。
子供の体は水分が占める割合が高く、下痢や嘔吐がひどい場合は、体から水分が
どんどん失われていきます。内臓の働きが低下し、意識が朦朧となり、命に関わる危険性も
出てきます。
食中毒を防ぐ3原則
1.つけない(洗う、密閉する)
手にはさまざまな雑菌が付着しています。調理や食事の前、残った食品を扱う前には十分に手を
洗います。まな板などの調理道具も、しっかり洗浄してください。残った生肉の保管は密閉容器や
ラップを使用し、菌が他の食品につかないようにしましょう!
2.増やさない(低温で保存する)
細菌の多くは高温多湿になると増殖が活発化します。しかし、10℃以下になると増殖のスピードは
鈍り、マイナス15℃以下では増殖が停止します。食べ物に付着した菌を増やさないためには、
冷蔵庫を活用して、低温で保存することが重要です!
3.やっつける(加熱処理する)
ほとんどの食中毒菌は加熱によって死滅します。肉や魚、野菜なども加熱すれば安全です。
特に肉料理は中心部までよく加熱してください。
また、包丁やまな板などの調理道具も洗浄後に熱湯で殺菌することを心がけましょう!