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ワクチンとは?
- 2021/03/08
- 日常
最近では新型コロナウィルスのワクチン接種が始まりましたね。
海外では積極的に接種されており、
その有効性や副作用についてよく議論されています。
また新型コロナウィルスワクチンは
従来のワクチンと異なるワクチンだそうです。
これまでのワクチンと異なると言っても
実際に何が違うのかが気になったので、
少し調べてみました(^^)
「ワクチン」と一口に言っても、3種類あるそうです。
・生ワクチン
毒性を弱めた生きたウィルスや細菌を接種します。免疫が出来るが症状がほとんど出ないように調整されているが、自然に感染するのと同じように免疫が作られます。自然に感染するよりも免疫力は弱めですが、1回の接種で十分な量の免疫が出来ることが特徴です。
・不活性化ワクチン
体内で免疫が出来るのに必要な成分だけを抽出し、ウィルスや細菌としての毒性は完全になくしたものを接種します。1回の接種では免疫が十分に出来ないため、複数回の接種が求められます。また毒性が完全にないので接種してもその病気になる事がないのが特徴です。
・トキソイド
細菌の出す毒素の毒性をなくしたものを接種します。不活性化ワクチンとほとんど同じものになります。
以上の3種類がこれまで日本で
ワクチン接種として使われていました。
しかし今回のコロナワクチンは
「mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン」という
既存のワクチンと異なるワクチンだそうです。
これはウィルスのタンパク質を作る基になる情報の一部を注射します。
人の身体の中でこの情報をもとにウィルスの一部が作られ、
それに対する抗体などが出来ることで、
ウィルスに対する免疫が出来ると言われています。
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00222.html#010引用)
早く新型コロナウィルスの猛威がなくなるように祈りつつ、
皆様が健康になるように私たちも予防を徹底して診療いたします!(^^)!